選ぶ
「選択理論心理学」を、とても気に入っています。
人は、自分の思考と行動を、自分で選んでいる。
これが選択理論心理学の考え方です。
「忙しくて、学んでいるヒマがないんですよ…。本当はスキルアップのために学びたいんですけど」
こんな声をよく聞きます。
忙しくてかわいそう…と思いますが、その人は、忙しい状況を自分で選び、作っています。
忙しさの中で時間を作り、学ぼうと思えば、おそらく学べます。
「人間関係がうまくいかず、毎日落ち込んでいる」
こんなケースにも同情したくなりますが、「落ち込む」という思考を選んでいるのは、実はご本人。
人間関係がうまくいかなくても「どうすればうまくいくか」という思考を選び、行動を起こしている人はたくさんいます。
かつての私は、忙しくて学んでいるヒマがない人でした。
でもいまは、学びの時間をしっかり確保しています。
環境が変わったわけではありません。仕事量が減ったわけでもありません(むしろ増えています)。
それでも確保できているのは、時間は自分で作るものだ、という思考に変わったからです。
あなたは今日、何を選びますか?
きのうと同じ、慣れ親しんだやり方?
これまでチャレンジしたことのない、新しいやり方?
どちらを選ぶかで、人生が変わるのではないでしょうか。